得点の方法や試合時間

 

次はアメリカンフットボールでの得点方法です。得点の単位は4種類で、6点、1点、2点、3点です。

 

まずは「タッチダウン」です。これは相手のエンドゾーンまでボールを持ち込むことで、最大の6点が入ります。また、「ポイントアフタータッチダウン」として、1点(キック)、2点(プレー)の追加点を獲得するチャンスが得られます。

 

更に、「フィールドゴール」として、プレー中に相手チームのゴールポストの間にボールを蹴り入れることでも3点獲得できます。こうした点はラグビーと似ています。

 

試合の構成は1クォーター(Q)12分×4であり、トータルの試合時間は約2時間30分となります。試合は4つのクォーター(4分の1の意味)に分かれ、基本的に国内のリーグ戦なら1クォーター12分ですが、プレーオフや選手権試合では15分となります。

 

プレーをしている間だけ時間(フィールドクロック)が進み、従って、実際の試合時間は、計算よりも長く、前半(1Q・2Q)~ハーフタイム~後半(3Q・4Q)のトータルで2時間30分程度になるのです。その点はちょっとサッカーとも似ているわけです。

 

試合の最初で、コイントスを行い、キックオフするチームを決定します。試合開始前のセレモニーというわけですが、審判がトスするコインの「表・裏」を当てたチームが、陣地をとるか、キックオフのレシーブをとるか選びます。陣地をとったチームがキックオフします。さあ、こうして試合が開始されます。