アメリカンフットボールとは

 

「アメリカンフットボールはルールが難しそう」、「観ていてもルールがわからない」という人が結構いるわけですが、実はルール自体はそんなに複雑なものではありません。

 

アメリカンフットボール(American football)は、フットボールの一種ということで、お馴染みの楕円形ボールを使って、2つのチームで得点を競い合う球技スポーツです。その名称の通りに、アメリカでは非常に盛んになっているフットボールで、アメリカやカナダでは単にfootballと言えば、このアメリカンフットボールのことを指しています。

 

ラグビーと似ているような感じもしますが、基本的なルール、競技の特徴も実は完全に異なる別の競技です。おおまかに言えば、2チームでそれぞれ、ボールを確保する攻撃側(オフェンス)、守備側(ディフェンス)に分かれてゲームを進行します。このように攻守がはっきり分かれているという点では野球に似ているわけです。つまり得点する機会は攻撃側だけにあります(特殊な場合を除く)。

 

そしてすべてのプレーが基本的にセットプレーで、両チームが向かい合った「静止状態」からプレーが始まります。終了するのは、タックルなどでボールの前進が止まった時です。つまり1プレイは約10秒程度で終了するということで、再び仕切り直して次のプレーを開始します。こうして短いプレーを積み重ねていってゲームが構成されているのです。この点も野球と似ているのです。